シンプル複利計算

総利益
最終残高
# 利益 累計額 利回り

使用方法

シンプル複利計算ツールは、預金や株式、仮想通貨などの投資において、利息や利益を再投資した場合の資産の増え方を簡単にシミュレーションできる計算機です。

  • 初期投資額 : 投資を開始する金額を入力します。
  • 計算回数 : 複利を何回適用するかを入力します。
  • 利回り : 予想される利回りを入力します。
  • 計算する : 複利で運用した結果を表示します。

複利の意味

複利とは、投資資産の利息や利益を元金に組み入れて、次回以降の利息を計算する方法です。単利投資では常に一定の利息しか発生しませんが、複利投資では利息が元金に加わるため、時間が経つほど利益が加速度的に増えていきます。

# 残高 利益 利回り 累計額
1 10000 1000 10% 11000
2 11000 1100 21% 12100
3 12100 1210 33.1% 13310

例えば初期資本を10000とし、毎年10%ずつ増えると仮定すると、1年目には10%増加して11000になります。2年目には利息分も含めて計算されるため、さらに10%増えて12100となり、増加率は実質11%となります。最終的に3年目には13310となり、元本に対して33.1%の増加です。これは単利で計算した場合よりも3.1ポイント高い結果となります。

複利の公式

複利で投資した場合、資産の将来価値は次の公式によって計算されます

複利の計算式
  • F:未来の価値
  • P:現在の価値
  • r:利率
  • n:期間

このツールで使用している複利の計算式は、この公式に従います。

72の法則

72の法則は、資産が複利で2倍になるまでのおおよその年数を暗算で求めるための簡便な方法です。

72の法則の公式

計算方法は、72を年利率で割るだけです。例えば利率が5%の場合、資産が2倍になるまでに必要な期間は 72 ÷ 5 = 約14.4年となります。これは実際の計算結果である14.207年に非常に近く、電卓がなくても簡単に概算できる便利な方法です。数学的には69.3を用いるほうがより正確であるため、69の法則や70の法則として説明されることもあります。しかし、72は多くの自然数で割りやすく計算が簡単なため、一般的には72の法則が広く用いられています。

活用方法

さまざまな投資資産は複利によって利益を生み出します。預金、株式、仮想通貨に投資する際には、まず複利計算シミュレーションで将来の利益を見積もり、資産運用の計画に役立てましょう。